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1811年(文化8)頃の紀伊(和歌山県)高野山での情況
72人持の大石塔を大門口から山上に運び上げるところ。前に36人、後に36人つまり72人で担うのである。前に縄をつけて引っ張っている3人がいる。左側に棒を持っているのが梃者である。大工の上に旗を持った音頭取りの木遣がいる。梃者は上衣は着ているが下衣はつけず裸で脚絆に草履ばきである。しかし、ここでは裸で褌一つである。

(紀伊国名所図会) (雄山閣出版 ヴィジュアル史料日本職人史 職人の世紀 より

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